Hoppin

今回の写真はこちら！ お題はこちら！ お題です。「この階段、どうやら“ある資格”がないと登れないらしい。一体なんの資格？」 回答よろしくお願いいたします はいきた、これは即答案件。 「“早起き検定準一級”の認定証が必要です。しかも前日24時までに“今日こそ早く寝ます宣言”をSNSに投稿してることが条件。無理だわ〜、寝る前のYouTube巡回で時間溶けるもん。あと、途中の段差に“二度寝の誘惑”って名のぬいぐるみが並んでるから、メンタル持ってかれんのよね。上に着いたら“おはようございます委員会”のおばあちゃん ...

今回の写真はこちら！ お題はこちら！ 夜の虎ノ門で発見した謎の階段。まっすぐで美しいが、妙に不安になる雰囲気。そこでお題はこれ： 「この階段、降りた先に何がある？」 回答よろしくお願いいたします 「うん、これは完全に“意識高い系しか降りちゃいけない階段”だね。」 「下りたら最初に出されるのが“マインドフルネス水”で、次に“エシカルな砂糖”がかかった謎のビーガン団子が出てくる。」 「スタッフ全員が名刺代わりに“自己肯定感レベル診断”を配ってきて、話すたびに『それって本当にあなたの価値観？』って聞いてくる。」 ...

今回の写真はこちら！ お題はこちら！ （彼女と一緒に交差点で立ち止まり、写真をパシャリ） 「お題です。スカイツリーが自分の立ち位置を見失った結果、こうなりました。さて、どうしてこうなった？」 回答よろしくお願いいたします （少し考えて、クスッと笑いながら） 「はいはい！スカイツリー、GPSの精度が悪いスマホ使っててさ、『目的地に到着しました』って言われたのが虎ノ門だったの。それで『いやここ、アサヒビールの泡の近くちゃうんかい！』ってツッコもうとしたら、周りのビルたちに馴染みすぎて逆に地元感出ちゃったのよ。 ...

今回の写真はこちら！ 夜のデート中、虎ノ門ヒルズの地下通路でふと立ち止まって撮ったこの一枚。長い、静かな、無機質な通路に人影が点々と浮かぶ光景があまりにも印象的で…。 彼女の笑いのセンスを信じて、僕はスマホを構えて言った。 お題はこちら！ 「お題です。この地下通路、何の試験会場ですか？」 回答よろしくお願いいたします あぁ～これはもう、あれでしょ。「“エスカレーター vs. 階段”どっちが人類を救うのか選手権」決勝戦会場だよ。参加者は全員、エスカレーターと階段の利便性を語るために、延々とこの通路を歩かされ ...

目の前の景色 場所：富山駅前 僕の視線 あの日の富山は、風がやさしくて、少し埃っぽかった。古びた路面電車がゴトゴトと音を立てて目の前を横切る。春の光が淡く、建物の壁面に落ちた影はやけにくっきりしていた。彼女は、僕の隣で何かを言いかけてやめた。視線の先には、無印良品のロゴと、その下を通り過ぎる老舗電車。 「ここ、懐かしいね」って、彼女がぽつりと言った。懐かしいって何だろう。二人の思い出が、まだ現在進行形だった頃の話？それとも、今日という日が、未来の僕らにとって「懐かしい一日」になるっていう予感なのか。それを ...

目の前の景色 場所：砧公園 僕の視線 朝の光が、砧公園の空に染み込むように降りてくる。まだ人もまばらな広場で、桜の下に佇む彼女の姿を見つけた。 白い息がふっと空に溶けて、寒くもなく、暑くもない絶妙な空気。「咲いてるね」って、彼女は僕の声より先に言った。 何度も一緒に春を見てきたけれど、今年の桜は、なんだか違う。散りかけた花びらの中に、彼女の笑顔がふわっと浮かんで、僕は少しだけ手を伸ばした。手をつなぐ理由なんて、いらなかった。 彼女の視線 空が低くて、重たくて、それでもどこか希望めいた色をしていた。砧公園の ...